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松尾芭蕉とその門人さんたちの漫画を描いてます。まずは「はじめに」からどうぞ~。
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問③ 先生との出会いのきっかけを教えてください。

・杉風の場合

「古い知り合いの卜宅(ぼくたく)さんに紹介されました。
その時先生は、江戸に出てきたばっかりで、実は私が一番弟子だったとか!
しばらくは先生を独り占め出来て、うれしかったんですけどね。」


まさかの(将来の)蕉門誕生の瞬間。


・其角の場合

「サロンでよく見る顔だなーと思ってたら、いつの間にか弟子になってた。
つーかなってあげた。だってそうじゃなかったら、あんなしょぼいおっさん、
まず存在に気付かないし。」


この時其角14,5才。若い…。


・嵐雪の場合


「当時一緒につるんでた誰かさんのついでに誘われたんだと思う。
えー分かんなーい、そんな昔のこと覚えてないよー。」


嵐雪までついて行ったら歯止めが…。


・去来の場合

「先だって知り合った其角さんが紹介して下さるということだったので、
江戸の先生のお宅にお邪魔させていただきました折に、
入門を許していただきました。」


誰を連れ込んだんだろう…。


・凡兆の場合

「あ?あー、去来さんに紹介されたって、そんだけだな。
まあ楽しかったけど、あの時は…。
今は、…どうだか。あっちがどう思ってんのかなんて知りたくねーけど。」


出会った当時はマブダチでした。


・丈草の場合


「仕事で…、お世話、になった…、
史邦(ふみくに)さん、に紹…介…zzz」


実際は年暮れに入門したらしいです。


・支考の場合

「この私がですよ、会って入門するために、わざわざ先生のおられる
山の中まで出向いていってあげましたとも。過去稀に見る出血大サービスです。」


支考は最初から支考だ。


・惟然の場合


「アレだ、近くに来てたから勢いあまって押しかけちまった。
若気の至りってやつだな。」


素牛(そぎゅう)のままでいてほしかった。


・野坡の場合


「同僚の紹介で…ってこれ前言いましたよね?
普通ーに入門させてもらいました。まあよかったって感じですかね。」


実は入門した年齢が杉風と一緒(26歳)。


・許六の場合

「つーかもっと早くに入門したかったんスけどー、
タイミング悪くてすれ違ってばっかでー。
ぶっちゃけ三度目の正直っつーか、江戸への出張が運良く入ったからー
そっこー会いに行って入門。ま、余裕で歓迎されたっスよそこは(笑)」


この後先生から「許六」の名前をもらいました。

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