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松尾芭蕉とその門人さんたちの漫画を描いてます。まずは「はじめに」からどうぞ~。
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元禄七年十月六日に去来は、「芭蕉さん、今夜がヤマです。」的な知らせを受け取る。
夏にはあんなに元気だったのにね。

「さながら親に仕えるように看病につとめている。」という本文を読んで、つい…ね。

この時去来はどさくさにまぎれて(?)芭蕉さんに頼みこみ、「おくのほそ道」の完成品を譲る約束をしてもらえたそうな。

あ、けして印税目的じゃないですよ!(当たり前です)

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元禄七年春、ニューリリースされた芭蕉さんの新しい作品の作風をめぐって、楽柿舎シーンはにわかに盛り上がりを見せたそうな。
(こう書くと音楽関係の話題みたい)

楽柿舎では「かるみ」談議に花が咲いたよ、という主旨の本文を読んでいたら、出たばかりのマンガ雑誌を回し読みする男子学生のイメージでつい、こんなことに。

制服楽しい…(なんてこった)

※補足
「別座鋪(べつざしき)」…芭蕉さんが参加した撰集(杉風とか曽良さんとかもいたはず)
「炭俵」…野坡とかが参加した撰集

「かるみ」…芭蕉さん発案の新しい作風
「ヤマなしオチなしイミなし」…「かるみ」のコンセプト(まさか)

去来はV.I.P特典(?)で撰集が出る前から、芭蕉さんの最新のヴァージョンを知ってたようなので、しんどそうな芭蕉先生の代わりに、お知り合いの俳人さんたちに通信指導してたそうな。

欠勤の担任に代わって授業始めちゃう委員長みたい…ということで去来は委員長ね!(何の話だ)

楽しいじゃないか学園パロディ。

追記に学パロ設定の落書き。

去来 その 二三の続きというかなんというか。

今日も芭蕉さんの周りはすこぶる賑やかです。

元ネタ。
「此の方、京・大阪の貧乏弟子共かけあつまり、日々宿を喰いつぶし、大笑ひ致しくらし申し候ふ」(6月三日付松村猪兵衛宛芭蕉書簡より)

楽しそう…。

「読んでみた」がずっと去来の話で、そろそろ飽きてくる頃(私が)なので、落書きを間に挟みます。

大きいので別窓。

落書き:ちょ…明らかに扱いが違う

細かすぎて伝わらない1コマパロディ。
元ネタ分かるよ!って方はご一報ください。飛び跳ねます(嬉しくて)

良い年した男女が混浴してるのは、ただ単に去来の兄妹を出したかっただけだからです。

去来の別荘、楽柿舎は結構傷みがひどかったそうですが、その後更にボロくなったので、元禄6年秋に建て替えたそうな。

やったね去来!

新築の楽柿舎に早速(でもないけど)、芭蕉さんが遊びにきた。

芭蕉さんが楽柿舎にいたのは5/22~6/15で、

「その間、去来はもとより、京の貧居にくすぶっていた惟然、近江から芭蕉に同行して来た丈草、伊勢より上京中だった支考、また去来と親交のあった地元嵯峨の農人為有や浪人野明(中略)らが、入れ替わり立ち替わり来訪しており、芭蕉の身辺はすこぶるにぎやかだった。(本文より)」

それは結構なんですが、メンツがすこぶる…こう、渋いよね!(これが精いっぱい)

※どうでもいいんですが、本文の「貧居にくすぶっていた惟然」に思わず笑いました。くすぶっていたて!
惟然だとリアルに想像できていやだなあ。

あと、「伊勢より上京中だった支考」は絶対芭蕉さんに合わせて上京してきたよなあ…と妄想してやみません。
合わせたくせして、「別に、たまたま通りがかっただけですから…たまたまですから!」とか言ってたら良いなあとか延々考えてしまいます。

あ、はい、楽しいです。これでも。

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