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最後のコマの芭蕉さんのセリフ、後半はフィクションです。
盗作はしないよ芭蕉さん。多分ね!
初心者の頃はもちろんそんなに句作が上手かったわけじゃないし、考えすぎて句が面白くなくいことも多々あるけど、去来は「詩才は決して凡庸だったわけではない」よ!という堀切さんフォローに必死。
去来はやればできる子!
この本の著者の堀切さんって本当、十哲のみんなが好きだと、思うんだ。
「芭蕉の門人」を読む前に読んだ本では、著者さんが芭蕉さん好きすぎて、門人さんは本当にモブ扱いだったので、正直、「芭蕉はもういいよ芭蕉は!」とか思ってしまったんですが、逆に芭蕉さんがモブ程度で、主役に門人さんたちを扱う堀切さんはすごく新鮮だったので、芭蕉研究社さんの中でも、なんとなく贔屓目に見てしまいます。
あたい、堀切さんに、一生ついていきます!くらいの勢いで。
いや、どうかな。
去来の兄・元端は、芭蕉さんに分からないこととか質問されて、答えていたらしい。
という訳で俄然対抗心を燃やして(?)、去来は芭蕉さんのお見舞いをしたり、芭蕉さんの実家に金銭的援助をしてたりしたらしい。
が、喜んでもらえたかどうかは定かではない。
多分大丈夫だよね。
芭蕉さんは向井家に対してはデレだったらしい。
地元の人に自慢するくらいデレてます。
ただ去来一人に対してはツンです。
めったにダメ出ししない芭蕉さんが去来には別だった話。
はいはい…お戯れ。
元ネタは、元禄三年に芭蕉さんから誘われて、膳所の正秀さんちの句会に去来も参加したけど、発句用意してないわ第三はヘボいわで、芭蕉さんからお叱りを受けたらしいという話。
パロディ持ち出したはいいけど、良い文句が何も浮かんでこなかったのが遺憾。
あと「猿蓑」の編集で関西の中心的存在になったので、芭蕉さんに不当に絡まれる去来。
はいはい仲よし仲よし(そうなのか)